第14回文化講演会「有史からの「火」の文化」
日時 :令和元年9月11日(水)  場所 :アミュゼ柏1階 プラザ
第14回文化講演会

19/9/11(水)文化講演会「有史からの「火」の文化」 レポート

去る9月11日(水)、アミュゼ柏1階プラザに於いて、講師に田中俊一先生をお迎えし、「有史からの『火』の文化」と題して、柏市文化連盟主催第14回文化講演会が開催されました。会場には会員を始め、多くの市民の方々の参加も頂きました。

田中先生田中先生は東北大学で原子力工学を修めた放射線物理学者であり、原子力工学博士です。エネルギーに関わる高い知見と博識を持ち、原子力関係学会の会長や原子力規制委員会の初代委員長等、数々の要職を歴任されました。現在は福島県飯館村復興アドバイザーを委嘱され、ご自身の出身県である地元の復興活動に尽力されています。

古代の人々は、「火」を使うことの発見をきっかけに、それ以降の住文化や食文化をはじめとして生き方のスタイルを一変させたことでしょう。そしてこの惑星のいたるところに華やかな文明を築いてきました。有史以降、「火」による熱エネルギーの需要が爆発的に増大する中、たき火から始まり核融合エネルギーを実現する夢に向かう様々な「火」の文化を発展させてきました。

この講演は、人々が手に入れた「火」の文化を物理学者の視点から総合的に俯瞰し、丁寧に解説して頂くものでした。当市は先の震災でホットスポットとなったこともあり、一般市民の方々の関心も高く、多くの参加を頂きました。原子力を始め、「火」の文化の発展には「光」と「陰」の二つの側面が存在します。

受講頂いた方々にとっては、この講演が過去から現在・未来に続く「火」の文化がどのような変遷を辿るのか、また、科学技術の進歩と深く関るこれからの「火」の文化の発展にどのように向き合っていけばいいのか、そして、そこにはどんな試練や課題が待ち受けているのか、など深く考えさせられる機会になった事でしょう。

企画委員長)三本 輝簫

立看板  
 
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