第13回文化講演会「日本の将棋文化について」
日時 :平成31年2月27日(水)  場所 :アミュゼ柏1階 プラザ
第13回文化講演会

H31/2/27(水)文化講演会「日本の将棋文化について」 レポート

昨今、藤井聡太七段の活躍等により、「将棋の魅力」に多くの人々が関心を寄せ、将棋が大きなブームとなっています。

柏市文化連盟では「将棋」をテーマとした文化講演会を2月27日(水)アミュゼ柏1階プラザにて開催しました。会場には一般市民の受講者も含め、107名の方々が来場しました。

講師には柏市在住の日本将棋連盟東葛支部柏将棋センター師範の石田和雄先生(九段)にお願いし、「日本の将棋文化 ~81枡の盤面宇宙へのいざない~」と題し、講演して頂きました。

先生は現役時代、居飛車の正統派を棋風として活躍された棋士で、引退後は後進の指導に尽力されています。

若手棋士をたくさん育成しており、その中でも特に有名な棋士として高見泰地七段(叡王タイトル在位中)や佐々木勇気七段(藤井聡太七段の30連勝を阻止した棋士で有名)を育てました。

現在も地元「柏将棋センター」で子供達をはじめ、多くの市民に将棋を教えるなど、柏の将棋文化発展に尽くしておられます。

講演は、前半、日本将棋の歴史、棋界の状況、藤井聡太七段を始め話題の棋士の活躍、若手棋士の育成秘話、才能を引き出す育成のこつなど、将棋にまつわる様々な話題を講演して頂きました。

後半では、一般の人達が抱く素朴な疑問に答えるコーナーが設けられ、「コンピュータ対人間の対局」、「日本将棋の独特なルール」、「詰め将棋の実践」など、ふだんは接することができない興味深いお話しを聞かせて頂きました。

講演を通して特に印象深かったことは、獲った駒を再利用できるという他に類を見ない日本将棋の独特なルールが、ゲームの戦術性を多様化させ、そのことがさらに対局を奥深いものにしているということ、また、先生の「いずれは人間がコンピュータに負かされる日が来るでしょうが、棋士の対局は人間の魂同士の戦いであり、その魅力は人々の心をいつまでも惹きつけていくことでしょう」、という将棋の将来への熱い思いでした。

この講演で、ふだんは将棋になじみのない方々も日本将棋やメディアで報じられる棋界の対局にも興味を持って接し始めるなど、将棋への造詣を深める日になったことと思います。

企画委員会)三本 輝簫

 

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